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第1話 ページ2
私は千田川A。今はケータ君と遊んでいる。
「ケータ君。次は何して遊ぶ?」
「そーだなー。あ!妖怪クイズは?」
「なにそれ!楽しそう!やる!」
「分かった!」
実は私、妖怪が見えるのです。
何でかは知らないけど……。
「じゃあ、赤くてチョコボーとニャーKB大好きな猫妖怪はなーんだ!」
「簡単、ジバニャン!」
「まずまずだね」
「当たり前よ!」
当たって嬉しかった。
私は記憶障害をもっている。大切なものほど覚えられないのだ。だから、たまにケータくん達のことも忘れてしまうのではないのか、そんなことを思ってしまうのだ。少し不安だ。
「じゃあ次ね!妖怪の大王様!なーんだ!」
「え……?」
(あれ……?思い出せない?)
さっきまで分かってた気がしたのに……何故?
「……ごめんなさい。分からないわ」
「謝ることじゃないよ!?正解はね〜……エンマ大王様だよ!」
「……エ、ン…マ様……?」
その時、脳裏に血みたいなの、悲鳴、お兄ちゃんらしき人物が過ぎった。
意識が朦朧としてきた。
「!Aちゃん!?」
意識が途絶えた。
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作者名:大滝瑠璃香@死ぬ気で練習します。 x他1人 | 作成日時:2017年6月23日 22時