苦 ページ33
そこは隠されたように潜む町外れの一角。
暗闇のなか光る2つの青い目。
カルシア「あら…………A1人できたの？」
テルシナ「……みんなは協力してくれなかったのか？」
嘲笑うテルシナの笑い声が響いた。
『いいえ、私の意思』
その場にはカルシア、テルシナ、A、そしてフェイタン。
拘束され拷問されていたと思われるボロボロのフェイタン。
意識もほぼない中、声を出した。
フェイ「…………
……………………生き……ろ」
もうその言葉さえAには、
届かないだろう。
その瞬間、カルシアは大声で笑った。
カルシア「……無様ね…………馬鹿ね……惨め……これだから弱いやつは嫌いなのよ」
『もういいよ。終わらせよう全部』
フェイ「…………
A……」
『ごめんねフェイタン。でも私が出した答えだから。きっとフェイタンも賛成してくれるはず』
テルシナ「……種族の恥だなクソがハハハハ」
『殺してあげるって。貴方達の好きな強いの見せてあげるって』
カルシア「その度胸、光栄だわ」
テルシナ「見せてもらおう」
フェイタンの前で繰り広げられたのは、初めて見るスピードの戦い。
2対1で圧倒的に不利な状況にも関わらず同等に戦っている。
大きすぎる強すぎるそのオーラに周りの建物が破壊されていく。
まるでそこは愛情もクソもないプライドだけの戦場だった。
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髑髏 - 次の作品は、フェイタンとのラブラブ作品がいいなと思います。m(__)m (2018年8月15日 22時) (
レス) id: d4ec35967f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっずー(プロフ) - 完結お疲れ様です。感動的過ぎて…(泣)…泣きました。 (2018年8月13日 23時) (レス) id: 695d4f0a8a (このIDを非表示/違反報告)
髑髏 - 更新ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━! (2018年8月11日 17時) (レス) id: d4ec35967f (このIDを非表示/違反報告)
夜歩猫よるあるくねこ(プロフ) - 髑髏さん» ありがとうございますヽ(；▽；)ノすごく支えになります！頑張りますね(*´∇｀*) (2018年8月11日 14時) (レス) id: ad7a88afaa (このIDを非表示/違反報告)
夜歩猫よるあるくねこ(プロフ) - ゆっずーさん» 予想できないような展開にできて嬉しいです(´；ω；｀)これからもよろしくお願い致します！ (2018年8月11日 14時) (レス) id: ad7a88afaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜歩猫よるあるくねこ | 作成日時：2018年7月26日 1時
