愛か嘘か

妊娠 ページ28

あの事件から半年。






フェイタンの傷も完全に治り、
蜘蛛を受け入れ、時に人を殺めてしまうこともあるが、幸せに暮らしていたそんなある日。





フェイ「なんか……太たか？」


『エッ……な、なぬ。やっぱり思う？』



最近になってお腹が派手に膨らんできた。
の割にほかは特に太ってないんだけど……。



マチ「あんたそれ……太ってるんじゃなくて赤ちゃんでしょ？」


フェイ「……！？」


『な、えええええええ？！？！』


その場にいた団員も唖然。




フィン「こらお前フェイなにしてんだ、あ？」

クロ「蜘蛛の間で赤ん坊か……。」

パク「ちゃんと避妊してたの？」

シャル「どんだけそんなことしてんだか……」

シズク「いつやってできたの？」

ウヴォ「フェイ、お前元気だなぁ！」



そんな団員の言葉の数々にフェイタンは焦っていた。



フェイ「……避妊シテタネ……」

シズク「でもまって、Aの種族って確かその種族の血の中でしか子供はできる確率低いでしょ？」

パク「避妊もしてるみたいだし……」

マチ「A……だれかとそうゆうことした？」



『え、えぇ？！私……フェイタンとしかしてない……あ。』


割と爆弾発言を思っきししてしまってフェイタンの顔は真っ赤さらに団員がクスクス笑ってる、もう。軽くしにたい





『あ、でもちょっとまって。』


団員が一斉に耳を傾ける。



「カルシアとテルシナと戦った時テルシナになにか念みたいなよく分からないものお腹にいれられたの。関係あるかは分からないけど」



マチ「嘘だろ？絶対それだ」

パク「大変なことになりそうね……」

シズク「……それが半年前だからもう6ヶ月？」

フィン「おまっ、くそ！赤ちゃんの扱い方なんてわかんねぇぞ！」



『……え？テルシナの子供ってこと？』


クロ「A、ちょっと触るぞ。」



ケロロのスキルハンターの中の能力を使い出した。


私のお腹に手を当てて何かを見てるみたい。


マチ「なにしてるんだい？」

クロ「以前、医者のハンターが持っていた能力だ。体の内部が手をかざすだけで見える。」



『……嘘でしょ……私まだママになんてなれない！』


クロ｢妊娠……してるな」

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