違人 ページ25
聞いていた話と違うな
テレビや聞く話だとカルシアとテルシナは感情もなければ表情もない声を聞いたことのあるものさえ珍しいとかなんとか。
そんな風には見えないけどなあ。
カルシア「A、子孫を残しましょう」
『は？』
そのままの言葉が出た。
テルシナ「俺たち種族がこのままだと絶滅だ。この強さがなくなるなんてありえない。だから子孫を残す未来へ」
『……なんで私がそんなこと、てゆうか誰と』
カルシア「テルシナに決まってるじゃない」
『……は？何言ってるの？家族だよ？そんなことしない』
母親はふざけてるんだって冗談言ってるんだってしう思ったけど顔は真剣。
カルシア「私達種族の女は最高でも1人しか子供を産めないのよ？もったいないでしょう？この世界価値のない人間ばかり生まれてきて……」
テルシナ「そう、私達の種族で世界を埋め尽くすのさ、！世界はそうすれば美しく強くなる」
『まさかそれだけのために人殺しを……？』
カルシア「……そうね。宝をとってたのは暇つぶしかしら。人殺しは私たちの計画の1部だから。」
『……私を檻の中に閉じ込めた理由も嘘。私が大きく子供を産めるようになるまで邪魔だから檻の中なんかで育てさせたんでしょ。そうでしょ？それで大きくなって都合が良くなったらまたこうして会いに来た。都合良すぎじゃない？』
テルシナ「……口だけは達者ね……」
『(操作なる水)ウタークール』
その場で今作った能力。
怒りが止まらない。
こんな親初めから殺すべきだった。
近くからかき集められた水が大量に襲いかかる。
遠心力と圧力ですごい威力になる。
水に埋もれてる時間は相手のオーラを吸い取ることができるしかし、この脳力は血の繋がってるものにしか聞かない。
つまり家族以外に使えないということ。
もちろん私を生んだ親。
弱いわけはない。
カルシア「生意気な子。アニマルハンター」
母親だけが能力を使ってきた。まるで父親は出る幕もないと言ったように。
具現化されたライオンや鷹、ワニなど肉食系の動物が襲ってくる。
一つ一つすごい威力とオーラだ。
初めて負けを覚悟した。
その時だった。
カルシア「……」
具現化された動物は消えて、カルシアの覚めた顔の後には誰かが立っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
髑髏 - 次の作品は、フェイタンとのラブラブ作品がいいなと思います。m(__)m (2018年8月15日 22時) (
レス) id: d4ec35967f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっずー(プロフ) - 完結お疲れ様です。感動的過ぎて…(泣)…泣きました。 (2018年8月13日 23時) (レス) id: 695d4f0a8a (このIDを非表示/違反報告)
髑髏 - 更新ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━! (2018年8月11日 17時) (レス) id: d4ec35967f (このIDを非表示/違反報告)
夜歩猫よるあるくねこ(プロフ) - 髑髏さん» ありがとうございますヽ(；▽；)ノすごく支えになります！頑張りますね(*´∇｀*) (2018年8月11日 14時) (レス) id: ad7a88afaa (このIDを非表示/違反報告)
夜歩猫よるあるくねこ(プロフ) - ゆっずーさん» 予想できないような展開にできて嬉しいです(´；ω；｀)これからもよろしくお願い致します！ (2018年8月11日 14時) (レス) id: ad7a88afaa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜歩猫よるあるくねこ | 作成日時：2018年7月26日 1時
