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初会 ページ21

そこに立ってるのは男の人と女の人。



殺そうにもなぜだか、手が出なかった。





私が手が出せない時は、そう、




勝てないから。








『…………誰』




振り向いた2人の顔を見て驚いた。






衝撃だった。






女の人は私とよく似たブロンドの髪。
すっごく綺麗だけど闇を感じる。
強い。

男の人は私と同じ目の色をしている。
顔が整っていて多分同じくらい強い。







今まで感じたことのない感情に驚きを隠せない、動揺してしまう。





その時私の後から同じ階に登ってきた団員がいた。




『クロロ……』


クロ「……!!!?!!」



クロロも同じように驚きを隠せていない。



クロ「A………………下がれ」





そうは言われるけど下がれない。




『もしかして……………………カゾク?』


クロ「………………違う家族なんかじゃない。Aを捨てたただの殺人鬼だ」






女「……A。素敵な名前をもらったのね……」

男「よく成長したもんだ」









クロ「テルシナ……カルシア……」









そう、実の、私を産んだ正真正銘、母と父。
















その瞬間、大きな念がその場を覆った。


クロロが私の親を殺そうとしている。



その間にも全員の団員が集まってきていた。



みんなの顔は真っ青。


それだけすごい人なんだ。


初めて見るその血の繋がった人を見て私は、














もう見失いたくない





そう思ってしまった。




いい事なのか、悪いことなのか分からない。



『クロロ……やめて』

クロ「Aはいい、下がれ」

マチ「……Aおいで」


『ちょっとだけ。……まって』




フィン「無駄だ。完全に狂っちまってる」





『お母さん、お父さん』



自然とその足は2人の元へ

家族→←悲劇



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髑髏 - 次の作品は、フェイタンとのラブラブ作品がいいなと思います。m(__)m (2018年8月15日 22時) (レス) id: d4ec35967f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっずー(プロフ) - 完結お疲れ様です。感動的過ぎて…(泣)…泣きました。 (2018年8月13日 23時) (レス) id: 695d4f0a8a (このIDを非表示/違反報告)
髑髏 - 更新キタ━(゚∀゚)━! (2018年8月11日 17時) (レス) id: d4ec35967f (このIDを非表示/違反報告)
夜歩猫よるあるくねこ(プロフ) - 髑髏さん» ありがとうございますヽ(;▽;)ノすごく支えになります!頑張りますね(*´∇`*) (2018年8月11日 14時) (レス) id: ad7a88afaa (このIDを非表示/違反報告)
夜歩猫よるあるくねこ(プロフ) - ゆっずーさん» 予想できないような展開にできて嬉しいです(´;ω;`)これからもよろしくお願い致します! (2018年8月11日 14時) (レス) id: ad7a88afaa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜歩猫よるあるくねこ | 作成日時:2018年7月26日 1時

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