雪城家の白雪姫

・ ページ20

大介side





大「大ちゃんと、ちょっとお話しよっか。」



ベッドにAをコアラ抱きしたまま腰を下ろす

少し落ち着いたものの、まだしがみ付いて
イヤイヤしてるけど



大「大ちゃん、お顔見たいなぁ？
そんなにイヤイヤしてたら、可愛いお目目が
痛くなっちゃうよ？」


『グスッ・・Aも、だいちゃ・・みりゅ。。』


大「そっかぁ、大ちゃんのお顔見てくれるの？
じゃぁ、お顔あげてごらん？」



ゆっくりと上げてくれた顔は、涙で目が真っ赤で
鼻水が服から伸びてたw



大「あらら。ちーんできる？ ふんっでも良いよ？」


『んー！』


何とか鼻水を拭き取り、両手で顔を包んで目を
合わせた



大「A、保育園は嫌い？」


『んーん。みんな、あしょぼって。』


大「およ？ 嫌いじゃないの？
じゃぁ、何が嫌なのか大ちゃんに教えてくれる？」


『・・・。にぃにと、ばいばいしゅるの、やなの。
おともらち、なくていい。にぃにといっしょが
いーの。』



はうっ。。

うちの子は、なんて可愛いこと言ってくれちゃうの



大「さっき、ママとパパ呼んだでしょ？
やっぱり、一緒にいたいのかなってこーくん
心配してたよ？」


『こーくんに、めんねしゅる。
ままとぱぱ、いたらにぃにたちに、めっ！
しゅるから。』


大「Aが嫌な事言ったから、怒って貰おうと
したの？ww」


(コクンッ)



どこでそんな悪知恵を身につけたの！？

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す