Reunion～再会～④ (ページ14)

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さっきから、裕太は北山さんを気にしすぎじゃない？

あ「裕太は。北山さんが嫌いなの？」

玉「そうじゃなくて…ライバル的な？」

あ「ライバル？」

玉「そう。仕事でも…今はそれ以外でも。」

あ「ふ～ん。そういえば、前に佳代が北山さんは不毛な恋をしてるって言ってた。」

玉「不毛なの？」

あ「そう言ってたよ？北山さんの好きな人は、どんな人なんだろうね～。」

ちっちゃいけど、いざとなったら頼り甲斐がある

ちっちゃいけど、すごく良い人

私も、お世話になっちゃってるし…上手くいけばいいのになぁ

玉「ミツの事が気になる？…ミツの事好き？」

あ「前もそんな事聞かれた気がする…。もちろん好きだよ？北山さんは、お兄ちゃんみたいな感じかな。藤ヶ谷さんも、横尾さんもみーんなそう言う意味では好きだよ。」

玉「そっか…そっかそっか♪」

あ「急にどうしたの？今日の裕太は、感情が忙しいね？w」

落ち込んだり喜んだり拗ねたり…見てて飽きない

何より、2人っきりでいられるこの時間がとても嬉しい

玉「もうこんな時間になっちゃったね～。」

時計を見ると0時になっていた

あ「ごめん！疲れてるのにこんな時間まで引き止めちゃって。」

玉「ん～？俺が好きでいるんだから良いよ。」