Reunion～再会～③ (ページ40)

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時間を見て我に返った

あ「ほんっとごめん‼ 迷惑しかかけてない‼」

北「いや、俺らは大丈夫だけど…」

あ「大丈夫じゃないよ‼ ファンの子達は、皆んなの最高のパフォーマンスを見に来てるの。それを私が邪魔する事は、絶対に駄目。」

こんな時間までお邪魔しといて言うセリフでもないけど…

二「お前がそれを言う？w」

あ「ニカちゃん…私が1番思ってるから。また、明日もお願いします‼ 部屋に戻るね。」

北「送るよ。」

あ「みっくん、大丈夫だから。ね？」

まだ何か言いたそうだったけど、2人にお礼を言うと自分の部屋に戻った

やっと、裕太の事が好きだって自覚したのに…

こんな些細な事で気持ちが乱されてしまう

裕太の気持ちが少しずつ真理ちゃんに向いているのかもしれない

裕太の中では、私はただの幼馴染だもんね

それなら、いっそのこと気持ちを伝えず封印しちゃえば今みたいに近くに居られる？

部屋に戻ってからも、いつまでも答えの出ない自問自答を繰り返していた

そして、一睡も出来ないまま朝を迎え鏡の前には酷い顔の私がいる

あ「酷い顔…。」

それでも仕事を休む訳にはいかない

気合いを入れて、化粧等の支度を進めた