Reunion～再会～③ (ページ18)

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横「これから、何も起こらなかったらいいけど。」

その横尾さんの言葉に私は何も言えなかった

あの子が、このまま引き下がるとは思えなかったら

私に対しての嫌がらせなら良いけど、皆んなに何か起こったら…

藤「今度から、この収録の合間の打ち合わせはやめようか」

横「…そうだな。」

あ「でも、そうなると皆さんに無理していただかないといけなくなりませんか？」

玉「それでも、Aに何かされるより…」

あ「私は大丈夫だから。皆さんの負担は増やさないで欲しい。」

藤「…分かった。そのかわり、何かあったら直ぐに相談して？」

あ「分かりました。じゃ、打ち合わせに行きましょう‼」

明るく振る舞い、打ち合わせの部屋に向かって歩き出した

部屋に入ると、残りのメンバーが集まっていた

あ「遅くなってすみません‼」

二「担当が待たせるとか初めてだわぁ。」

千「何かあったの？」

どうやら、北山さん達は理由を黙っていてくれたらしい

あ「いやー、不注意でスタッフさんとぶつかっちゃって。服が濡れちゃったんで時間貰いました。」

事情を知っているメンバーは驚いた目で見ていたけど、私は淡々と話を始めた