Reunion～再会～③ (ページ11)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:70,832 hit

11 ページ11

藤「何か、佳代に相談があったんでしょ？」

あ「佳代と…藤ヶ谷さんに。」

藤「俺にも？」

パタンッと音がして、佳代がリビングに戻ってきた

私たちの雰囲気を察してか、静かにソファーに腰を下ろした

私の言葉を促す様に、優しく微笑んでくれている

あ「おのね…？ 2人は付き合ってて、怖くなったりしない？」

私は恐る恐る聞いてみた

あ「2人を見てると、幸せそうだけど今まで色々あったと思うの。周りにも内緒にしてると思うし…私も、裕太と昔みたいに戻れたしキスマイのメンバーとも仲良くなれたけど…私は一般人だから…」

佳「…今日、真理ちゃんに言われて不安になった？」

さすが、何でもお見通しだな

私は、ゆっくりと頷いた

藤「怖く無いって言ったら嘘になるかもしれないけど、後悔はしたこと無いよ？確かに、俺たちの仕事は特殊だと思う。でも、誰かを好きになることは自由でしょ？」

佳「私も、太輔と付き合って後悔した事は一度もないよ。私も、Aと同じ一般人だよ？注意しないといけない事は沢山ある。でも、一緒にいる為に必要な我慢は苦痛じゃ無いんだよね♪」

そう話す佳代は、とても綺麗な笑顔をしていた

佳代は強いね？

私は、真理ちゃんに言われた一言ですごく不安になってしまったのに