Reunion～再会～⑤ (ページ8)

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北｢もし、タマに話してそんな態度されたら…今度こそ俺にしとけば？｣

あ｢みっくん…。｣

北｢そんな顔すんなって。だから、安心して話してこい。｣

あ｢うん…ありがと。｣

北｢んっ。じゃ、帰るか。｣

北山さんに促され、ゆっくりとマンションまでの道を2人で歩いた

目の前にマンションが見えてきた時、エントランスに見覚えのある人影が見えた

北｢あいつ、見つかるとか気にしねーのかw｣

私達の姿を見つけると、ゆっくりと歩きだし次第に駆け寄ってくる

玉｢A!!｣

ギュッと抱きつかれ、身動きが取れない

北｢おい、流石にマズイって。早く家に入れよ。｣

そう言い残すと、北山さんは手をヒラヒラさせながら帰っていった

裕太は無言で私の手を引くと家に向かって歩き出す

身長が違うから、私は小走りになりながら一生懸命ついて行った

家に着き、玄関のドアが閉まると同時に再び強く抱きしめられた

あ｢裕太…ごめんね？｣

玉｢何でAが謝るの？｣

あ｢携帯も持ってなかったから、遅くなって心配かけたかなって…｣

玉｢帰ってきてくれたから良い。 ……１回帰ってきたよね??｣

あ｢うん…裕太とANNAさんが抱き合ってた…。｣

玉｢あれは…!!｣

あ｢大丈夫。頭では、何もなかったのは分かってるの。｣