Reunion～再会～⑤ (ページ38)

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悠｢うん。正しくは、もぅちょっかい出すなよって忠告だったけどなw｣

ほんと…裕太恥ずかしいからやめてよ？

悠｢正直、今まで一緒にやってきて…同期としてやめて欲しくない気持ちはある。｣

あ｢悠…｣

悠｢でも、お前の幸せを願えないほど小さな男じゃねーから。仕事なんて、何とかなるから気にすんな。｣

それはそれで寂しい気持ちもあるんだよなぁ

でも、悠なりの励ましなんだと思う

そうでも言わないと、私が辞める事を考え直すと思ってるんだろう

あ｢うん…ありがとう。引き継ぎはちゃんとするし、すぐに辞める訳じゃないから。｣

悠｢おぅ。まっ、これからの事は任せとけ？｣

頭を軽くクシャッとすると頼もしい笑顔を向けて部屋を後にした

さぁ…次は神野さんか…

反対される事はないと思うけど、あまり突っ込んで聞いてこられても困るんだよね

あ｢神野さん、お話があります。少しお時間頂けませんか？｣

神｢んー、昼メシ一緒に行くから時間空けとけよ？｣

あ｢お昼…ですか？｣

神｢それまではしっかり働け～。｣

全く話す雰囲気にならず、言われた通りお昼までしっかり仕事をこなした

神｢よし、行くぞ。｣

そう言って連れて来られたのは、少し高そうな和食屋さんだった