Reunion～再会～⑤ (ページ14)

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季節が過ぎていくのはとても早く…

気が付けばもぅ春になり、新入社員が入ってくる時期になっていた

あ｢あ～、若いなぁ。｣

悠｢やめろ。虚しくなってくるわ。｣

悠とは相変わらずの関係で、部署は違ってからもよくランチの時につるんでいる

あ｢だって、肌ツヤなんて全く違うよ？｣

悠｢若けりゃ良いって事でもないだろ。｣

あ｢そう？男の人って、若くて可愛かったら良いんだと思ってた。｣

悠｢じゃあ、お前も若くてイケメンなら良いの？｣

あ｢それは無いかなぁ。｣

悠｢何だよそれww｣

お昼を食べ終え、フロアに戻ると神野さんが待ち構えていた

悠｢…お前…｣

あ｢何もしてないから!! ……多分？｣

神｢安心しろ。何もしてない。｣

あ｢はぁ…紛らわしい事しないで下さいよ。｣

神｢お前な、何年経ったら失敗してない前提で俺を見てくれるんだ？｣

呆れられながら目線を上げると、神野さんの隣にスーツの男性が立っていた

とりあえず頭を下げると、男性も慌てて頭を下げた

と言うより、深々とお辞儀をされた

あ｢ねぇ、誰？(コソッ)｣

悠｢俺が知るわけねーじゃん(コソッ)｣

あ｢若いよね…｣

神｢コソコソ話すな!! 石田、お前に付く新人だ。｣