～小山家のtwins～ (ページ33)

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～慶ちゃんside～ページ33

～慶ちゃんside～

店内の様子を気遣い、家の方から入った

Aが俺達が来たことをかーちゃんに言いに行ったけど…遅くない？

全く帰ってくる気配が無いので、ソッと店内の様子を伺ってみた

あ「お待たせしました。」

いやいや、何でそうなった？

店内を慌ただしく動き回っているAの姿があった

暫くすると、Aが戻ってきた

慶「お疲れ様。ごめんね、手伝ってくれてたでしょ？」

あ「遅くなってごめんね？お手伝い出来て、楽しかったよ♪」

疲れてるはずなのに、微塵も感じさせず笑顔でそう話してくれる

Aのこういった優しさは本当に救われる

あ「お義母さんが、ご飯家の方に持ってきてくれるって。奏と陽香を今のうちに起こそっか。」

慶「そうだね。奏～、陽香～。起きて？？」

小さな体を揺すると、先に陽香がうっすら目を開けた

陽香「パパ…どこ？」

辺りをみてキョロキョロしている

慶「おばぁちゃん家だよ。」

陽香「ばぁば！？」

途端に、目をキラキラさせている

陽香「かな！！ばぁばのおうち！！」

奏「ばぁば…？」

2人とも、かーちゃんの事が大好きだからそのワードで目が覚めたみたい