～小山家のtwins～ (ページ3)

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慶「はぁぁ…可愛かった。」

あ「うん、何回見ても可愛かったw」

病室に戻って、慶ちゃんに紅茶を入れてあげた

慶「ありがとう。」

ソファーに腰掛ける慶ちゃんの隣に腰を降ろした

あ「名前決めなきゃね？」

私達は、子供の顔を見るまで名前を決めない事にしていた

慶「俺さ、子供の顔を見てから付けたい名前が浮かんだんだ。」

あ「そうなの？」

慶「うん。男の子は『奏』で女の子は『陽香』ってどうかな？」

あ「綺麗な名前だね？」

慶「『奏(かなた)』は、春みたいに爽やかな雰囲気で周りを清々しくさせる空気を纏える様な子になって欲しい。『陽香(はるか)』は、今日みたいな陽の匂いがする様な温かい子になって欲しい。」

あ「うん…良いね。奏と陽香か。」

慶ちゃんが考えてくれた名前は、どっちも今日の昼間の天気にピッタリだった。

あ「慶ちゃん…奏と陽香のパパを宜しくね？」

慶「A…俺を2人のパパにしてくれてありがとう。」

無事に子供の名前も決まり、これからの成長が楽しみで仕方がなかった