〜New One Step〜

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結局、私が迷っていた服ではなく増田さんが選んでくれた服を買う事にした


あ「何かすみません。折角のお休みなのに、私の服を選んで頂いて…。」


Jr「さっきの服、すごく似合ってました！！」


あ「ありがとうございます。増田さんのセンスが良いからですよ。」


増「まぁ、俺が選ぶとこうなっちゃうよね？」


増田さんは、わざと得意げな表情をして私達の方を見ている

自分では、なかなか選ばないタイプの服だったけど、着てみるとしっくりきたのは事実だった


あ「今日は、本当にありがとうございました。」


改めてお礼を良い、頭を下げる


増「いや、俺も女の子の服を選べて楽しかったよ。衣装とは、また違う楽しさがあった。」


あ「お役に立てて良かったです…？」


店「ほんと、今までと違うAの雰囲気で良かったよ。今度からまっすーと一緒に来いよ。」


店長が突然そんな事を言い出したから、私は慌てて否定した


あ「いやいや、何言ってるの！増田さんは、忙しい合間に好きな買い物に来てるんだよ？貴重な時間を、私なんかの為に使っちゃダメだよ！」


増田さんが、いつも一生懸命仕事に取り組んでいる事は近くにいる私もよく知ってる

だからこそ、オフの日くらいはゆっくり好きな事をして欲しかった

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