4 ページ4
玲於side
Aとの初めての帰り道。
何か言いたげなA。
でも静寂が2人を包む。
玲於「何考えてんの?」
A「えっ?」
玲於「さっきからずっと口空いてる」
A「あっ」
そう言うと今度は真剣な表情で何かを考え始めたA。
玲於「…プハッ」
A「えっ?」
いや、可愛すぎでしょ。
こんなの反則。
玲於「A、表情コロコロ変わって面白い」
Aの顔が少し赤らむ。
A「じ、実は、付き合うとか初めてで、どうしたらいいのか分からなくて…」
えっ?俺、Aの初めての彼氏なの?
なんやかんやモテるAのことだから、てっきり今までたくさんの人と付き合ってきたと思っていた。
まあ、そんな軽くないか。
それからLINEを交換する。
玲於「…海、好きなの?」
A「えっ?」
玲於「アイコン、綺麗な海だね」
A「あっ、この海は、昔家族で行った時に撮った海なの。」
海か。最後に海に行ったのはいつだろう。
A「あの、家、ここら辺だから…じゃあね?」
玲於「あ、うん。またあした」
長いようであっという間の帰り道だった。
93人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「GENERATIONS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴーてぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます!続編とか、作ってほしいです!その後が気になります・・・。 (2020年12月20日 22時) (レス) id: 36c3584396 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mina | 作成日時:2020年12月12日 18時