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玲於side

今日は大晦日。

ありがたいことに、2年連続で紅白歌合戦に出場させていただいている。

A、見てくれてるかな。

紅白なら見てくれてるんじゃないかな。

そんな淡い期待を抱きながらも今年最後の最高のパフォーマンスをする。





拍手が鳴り終わり、メンバーと楽屋に戻る。

龍友「ああー、今年もあと3分で終わりかー。」

涼太「色んなことに挑戦できて充実してた1年だったね」

亜嵐「来年もいい一年になったらいいな」

あっという間の1年だった。

年越しの瞬間はメンバーみんなでジャンプをした。

裕太「うわー、地元の友達結婚してるんだけどー。」

龍友「俺らももうそんな歳かー」

裕太「わざわざ結婚式の写真付きであけおめLINE笑笑」

龍友「ラブラブー⤴」

玲於「へぇー、見せてー」

裕太「玲於が反応するなんて珍しい笑笑」

玲於「いいじゃん、新年だし笑」

裕太「これ笑」

新郎新婦の眩しい笑顔。

幸せそうだな。

なんだか懐かしいような感覚がする。

ん?

裕太からスマホを奪い取る。

裕太「…ちょっと玲於?笑笑」

…A?

ショートボブだった髪の毛はすっかりロングになっていた。

でも、この笑い方。

Aだ。

Aに違いない。

玲於「ねえ、この女の子、なんて名前?」

龍友「え、人妻に手出しちゃう系?」

玲於「いや、知り合いに似てて」

裕太「えーっと、確か前言ってた気がする。誰だっけ。」

玲於「思い出して」

裕太「えーっと…Aっていってた気がする。」

やっぱりAだったんだ。

裕太「そいつ、Aちゃん?にぞっこんで、『絶対幸せにする!』なんて意気込んでたわ笑笑」

龍友「にしても綺麗だな、新婦さん。」

裕太「あいつには勿体ないわ笑笑」

龍友「で、知り合いだったの?その子と。」

玲於「…」

裕太「…玲於?」

玲於「…あっ、えっと、知り合いの子じゃなかったわ。勘違い笑笑」

龍友「なーんだ笑笑」

玲於「ちょっとトイレ行ってくるわ」

龍友「んー。」

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設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於 , ジェネ   
作品ジャンル:恋愛
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ぴーてぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます!続編とか、作ってほしいです!その後が気になります・・・。 (2020年12月20日 22時) (レス) id: 36c3584396 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mina | 作成日時:2020年12月12日 18時

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