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玲於side
翌日。
LINEの既読がつかないから、Aの教室に直接行って話をすることにした。
幸運にも、Aは一人で本を読んでいた。
玲於「…A、ちょっと今いいかな?」
A「…うん」
誰もいない屋上にAを連れ出す。
玲於「A、LINEのことだけど…」
A「…別れよう。」
玲於「多分靴箱での事だよね。ごめん。でも、あれは本当に事故だから。わざとじゃなくて…」
A「…うん。でももういいの。」
玲於「えっ?」
A「私、もう玲於くんと一緒に居られない。」
玲於「なんで…」
A「なんでって…もう、玲於くんのこと好きじゃない。短い間だったけど楽しかった。ありがと。」
玲於「…ちょっと」
屋上から駆けだすA。
好きじゃないって言われたらもうどうしようもない。
どうしていつもこうなるんだろう。
どうして…
俺はAと一緒にいたいだけなのに…
頬を何かがつたう感覚。
ああ、俺泣いてるのか。
失恋したのか。
もうAの彼氏じゃないのか…
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ぴーてぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます!続編とか、作ってほしいです!その後が気になります・・・。 (2020年12月20日 22時) (レス) id: 36c3584396 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mina | 作成日時:2020年12月12日 18時