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Aside

トイレの洗面台の鏡で自分を見つめる。


だいぶ泣いたな。

おかげで目は腫れて真っ赤だ。

こんな顔じゃ、誰にも会えない。

ふと視線を落とすと、胸元で光るネックレス。

ああ、もう見たくないや。

玲於くんもきっと迷惑だと思ってたよね。

この1ヶ月ちょっと、本当に短い間だったけど夢見させてもらったな。

私だけが好きだったんだ…。

早く現実に戻らないと。

そんなことを考えていたら、無意識のうちに、ネックレスを首から外していた。

玲於くん、ひと夏の思い出をありがとう。

トイレを出て誰もいない教室に戻る。

そして、玲於くんの机の上にネックレスを置く。

もう、現実に戻らないと。

ケジメをつけないと。

静かに教室を後にした。

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設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於 , ジェネ   
作品ジャンル:恋愛
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ぴーてぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます!続編とか、作ってほしいです!その後が気になります・・・。 (2020年12月20日 22時) (レス) id: 36c3584396 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mina | 作成日時:2020年12月12日 18時

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