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Aside
次の日。
昨晩はゆっくり寝て、今日はいつも通り登校した。
私は何も悪いことしてないんだから、堂々としていようと決めた。
でも…
机の中の置き勉していたノートに誰かから殴り書きで落書きをされていた。
『玲於くんと付き合ってるからって調子乗るな』
『玲於くんと不似合い』
『玲於くん可哀想』
…やっぱり
玲於くんと付き合い始めたから…
凛「Aー、どうしたの?そんな暗い顔して。」
A「あっ、凛。なんでもないよ!考え事してた」
凛にも心配かけたくない。
何事も無かったかのように振舞おう。
でも、嫌がらせは日に日にエスカレートして行った。
少し玲於くんと距離をおこう。
そしたらやめてくれるかな。
だから、移動教室でたまたま玲於くんとすれ違った時に話しかけられても、購買で出くわしても、無反応を貫いた。
もちろん放課後も…
玲於「A、一緒に…」
A「ごめん、今日、日直なんだ。先帰ってて」
嘘をつくのは心苦しいけど、玲於くんとの関係を続けるにはこれしか無かった。
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ぴーてぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます!続編とか、作ってほしいです!その後が気になります・・・。 (2020年12月20日 22時) (レス) id: 36c3584396 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mina | 作成日時:2020年12月12日 18時