粟田口短刀に成り代わったら、勘違いされてるんですけど【刀剣乱舞】

二十五話 ページ28

レア太刀茶会が開かれていた頃ーー

夕霧side

夕「ふざけんじゃねぇ！」

こん「ふざけて等いません。これは命令です」

クソ政府が······

こんな状況になったのは数分前

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夕「ふぃー、さてさて暇になったし、ゲームでもしようかなー」

こん「夕霧様」

無機質な方のこんのすけか

今回は俺何もしてないけど

こん「貴方が保護した鎬藤四郎を演練に出してください」

······は？

夕「嫌だね！鎬が行きたいと言い出すまでは行かせねぇ。この本丸のルールだ」

こん「これは政府からの命令です。従ってください」

夕「嫌だ！」

命令だろうが嫌なもんは嫌だ

アイツらは身体を持ったんだ

好きなようにやらせてやりてぇ

それをどれだけ説明しても、このこんのすけは聞く耳を持たない

夕「末席とはいえ神様だぞ！人間の思うように動かすものじゃねぇだろ！」

こん「我々もそれは理解しています。が、それとこれとは別です」

クソっ

こん「従わないようならば、我々も相応の対処をさせて頂きます」

ポフン

そんな可愛らしい音を立てて消えた

夕「クソ政府がっ！」

俺は小さい声で悪態をついた

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