粟田口短刀に成り代わったら、勘違いされてるんですけど【刀剣乱舞】

十二話 ページ15

主との話が終わり、今は粟田口の部屋に帰ってる途中だ

乱「ねぇ！後で髪、結って！」

貴「いいよ。やった事ないから失敗したらごめんね」

乱「いいよ！試して欲しいだけだから」

秋「僕も結ってください！」

いいよの代わりに頭を撫でながら頷いた

周りには粟田口の短刀達

ギャンかわ······！

五「鎬兄さん！あの、花札、しませんか？」

平「決まり事は教えます！」

前「札がとても綺麗なんです！」

貴「うん、結い終わった後でやろうか」

笑顔が眩しい······

今なら、後ろで毛利が呟いている事に共感できる

毛「うちの子が今日の今日とて可愛い·····」

一「こらこら、騒ぎ過ぎないようにね」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

場所は変わって粟田口部屋ーー

貴「どんな髪型にして欲しいの？」

乱は雑誌を広げて、あるページを指差しながら言った

乱「んー、これ！」

えっと、編み込みを両耳の上に作って

最後に一つにして、くるんと回せばいいのか

貴「痛かったら言ってね」

乱は雑誌を捲りながら、俺に髪を結われていた

貴「はい！完成したよ」

乱「おー！さっすが鎬兄、ありがとう！」

秋「次は僕ですね」

秋田の髪を結ってから花札をすると、夕餉の時間になっていた

十三話→←十一話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す