二十一話 ページ23
離れに戻ると、燭台切が紫髪の刀を連れて座っていた
燭「主、歌仙君が君に会いたいって言ってたから、連れてきたんだ」
貴「歌仙?······歌仙兼定か?」
歌「そうだよ。僕は歌仙兼定。風流を愛する文系名刀さ。どうぞよろしく。」
歌仙は優しげに微笑んだ
貴「んで、用件は?」
歌「お礼を言いに来たんだ。厨に食材が送られるようにしてくれてるのは君だって聞いたからね」
貴「そうか、わざわざ来なくてもいいのに真面目だな」
歌「そうかい?」
一は一期には秘密にしてくれと言い、手入れをした
歌「どうして秘密なんだい?」
燭「病み上がりなのに道場で鍛錬していた挙句、五振り一気に手入れしたから怒られたんだよ」
歌「それは怒るね。実に雅じゃない」
一は開き直ったように、座り直した
貴「雅はあまりわからん」
歌「嘘だろう!?俳句は?」
貴「詠んだことがない」
問答はしばらく続き、結果決着はつかなかった
歌「得意な事は!?」
貴「剣術」
燭「歌仙君。多分無駄だよ」
燭台切のその一言で終わった
その日はその後、安静にしていた
そのまま眠りについた
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ふわ(プロフ) - 朧嶺月さん» ありがとうございます!明日更新するつもりです。お楽しみに! (2019年11月18日 22時) (レス) id: 7df268f107 (このIDを非表示/違反報告)
朧嶺月(プロフ) - 展開楽しみo(*゚∀゚*)o (2019年11月18日 4時) (レス) id: 9a0981a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 神奈さん» 好きと言っていただけてありがたいです!頑張ります! (2019年8月29日 22時) (レス) id: 7df268f107 (このIDを非表示/違反報告)
神奈 - この話好きです。更新頑張ってください。待ってます! (2019年8月29日 20時) (レス) id: 173ea3e1dd (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - いまづきさん» 応援ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年7月12日 7時) (レス) id: 7df268f107 (このIDを非表示/違反報告)
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