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追憶1 ページ10
しのの過去です！
しのは過去の出来事を三者目線で見ているイメージです
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あの本丸があった頃、これは三代目の頃ですかね
僕は審神者部屋に居ました
元は地下牢に繋がれてたんですけどね
審神者が出掛けたので出れると思って暴れたんですよ
そこを見つかりました
三代目「何しようとしてた訳？」
しの「ぼ、僕は······」
三代目「まあ良いわ、長谷部！大倶利伽羅を呼んで」
へ「······主命とあらば」
しの「！！お辞め下さい！お願いします、お願いします！」
あの時何度も懇願しましたね
でも聞き入れて頂けなかった
伽羅「主、来たぞ」
しの「ぁ······」
三代目「本体をしのに渡しなさい」
三代目は言霊とやらを使い、大倶利伽羅に命じた
大倶利伽羅、来てはいけません！
来ないでください······
夢くらい······良いものを見せてください！
三代目「しの······折りなさい」
その声を聞いた瞬間、目から熱いものが流れた
しの「大倶利伽羅、僕を斬ってください！本体を奪って下さい！」
伽羅「もう生きるのは嫌なんだ、だから折れ」
嫌だ！嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ！
しの「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ！」
伽羅「じゃあな」
しの「ぁあ、あ、あﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞ！！」
泣き叫ぶ僕の声と三代目の高らかな笑い声が本丸中に響いた
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