[wrwrd]幼馴染みはめんつゆくん。3【cn】

127杯 ページ36

Aは、あはははは、と笑い、頬を掻く。

お前、そんな可愛えこと思ってくれとったん…！？はぁ…！！？

と、情緒不安定になりながら抱き締める腕に力をこめる。

けどさぁ…ほんまお前…


cn「＿アホやないの…？」

『ぅ、いや、私も100%信じとったわけやないねんで？？
でもそんな結果出たらちょっとは気にするやんか……！』

cn「別にそこはどうでもええねん。
俺が終わらすわけないやろって話。

確かに恋人らしいことはしたいけどなぁ…
こんな可愛え彼女自ら捨てるわけないやん。」

『……ぁ……そっか…？』


おぉ…照れとる……
頬を染め、目を逸らすAになんとも言えない気持ちになる。


cn「な、後ろからやとAの顔よう見えんし、こっち向いてや。」

『…い、いやいやいや、別に見んくてもええやろ……！』

cn「良くないです〜」


半ば強引にこっちに向かい合わせる。

じっ、と目を合わせようとするも、Aはずっと下を見ていて合わない。


cn「今めっちゃ恋人らしくない？」

『…そう、っすね…』

cn「なぜ敬語…！？w
…なに。嫌なら嫌って、怖いなら怖いって言えばええのに。」


少し意地悪に言ってみる。


『…言うかばーか。』

cn「そうよなぁ〜w」


んふふふふっww

あーあ。
Aのせいで変な気になってもうたやんか。

そういう反応するってことは、期待してもええんやんな？
てかしとるし。

そっと、Aの頬に触れる。


cn「…もっと恋人らしいコト、してみる？」

『え…』

cn「…俺とキス、したくない？」


うわぁぁ…w
めっちゃらしくないことしとるなぁ、俺。

やばいわ、こんなんうちのメンバーとかに知られたら絶対からかわれる。

でもそうしたのはAやからね。

余裕そうなセリフとは裏腹に、うるさい心臓、熱い顔、冷たい手。

引かれたりしないかなとか、めっちゃ思うとこはあるけど、
チャンスがあればいかないと。


さぁ、どうする？

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