29杯 ページ30
me side
時計を見ると午後５時を指していた。
『私ら、ずっとゲームしかしてへんやん。』
cn「いや、ほんまなw」
『…あ。』
やべぇ、すっかり忘れていたぜ。
チーノインタビューいじらんと(使命感)
『ねぇ、チーノさん。』
cn「え、な、なに？」
あえてゲームの中の名前で呼ぶ。
そして、満面の笑みで我々だマガジンをかかげた。
『ばばん。』
cn「ﾌｧｯ…!?」
『よ ん だ で ☆』
cn「なんでそれ持ってんの!?」
『おいおい。コミケ行く言うたやん。買うに決まっとうやろ。』
cn「大先生とシャオさん、どうやった？」
『え、見ただけで笑えた。』
cn「なんそれw」
『じゃなくて！チーノインタビュー！』
cn「うあぁぁ〜やめてクレメンスぅぅぅ…！！」
そこからめちゃくちゃからかいまくった((
cn「ｱｶﾝ…」
『んふw』
千尋はただただ机にうつ伏せて唸っていた。
cn「A、お前絶対やりかえしたるからな。」
『こっわw』
んー、ちょっとやりすぎたかなぁ…
謎の罪悪感。
にしても、大人になっても千尋は千尋なんやなぁ。
小さい頃、千尋は褒めると耳まで赤くなって、なんというか弱々しくなった。
同じように机に突っ伏せて、顔から湯気を出している千尋。
ほんま、変わらんなぁ…w
『いつまで赤くなってんすかぁ〜』
cn「いや、誰のせいだよ。」
『てか、そろそろ帰る？もう6時やで。』
cn「俺、一時間も褒めちぎられたんか…死ねるわ…」
『どうすんの』
cn「んぁ〜帰る。」
『送るべ。』
cn「え、いいわ。」
『夜道は危ないぞ〜。』
cn「俺、男やで？襲われへんし、つおいから」
千尋は、ほんまに送らんでええから、と玄関の扉を開けた。
cn「じゃあ、また会社で。」
『うぃ。気をつけて帰れお。』
玄関を閉め、部屋のベランダへと向かった。
そして、下を歩く千尋を見送っていると千尋がこっちを見上げ、
手を振ってくれた。
私も振り返す。
『ここから見送ってんの気づいた奴、千尋が初めてなんだが。』
千尋が見えなくなるまでベランダでぼーっとしていると、スマホが鳴った。
見ると千尋からで、
cn＜いつまで見送ってんのwほんま変わらへんなww>
«千尋やって何回もこっち気にすんの変わらんな»
と、返信してからベッドにダイブ。
友達とこんなにゲームしたのいつぶりやっけ…
コラボとかで何回かやることはあるけど…
リアルではかなり久しぶりなんじゃないか…？
…いや、考えるのはやめよう。悲しくなってきた()
そのまま私は眠りについた。
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イデア(作者) - 鈴114514号さん» ありがとうございますーーっ！！！めちゃめちゃ嬉しいです！！ちょ、Twitter教えてくだs((( 頑張りまひゅ…(^p^) (2020年1月17日 23時) (
レス) id: 415baab17e (このIDを非表示/違反報告)
鈴114514号 - え、あ、神？あ、神かなるほど…(( 神作品ありがとうございます！！(爆音) 見たかったんだ…→作ればええんや。これだいすき。イデアさんだいすき。(突然の告白) 無理せずこれからも更新頑張ってください！ (2020年1月9日 1時) (レス) id: 582bb38728 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - ゆきなさん» 確かにd先生の腹は太い((そうじゃない。 (2019年10月29日 20時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - はもさん» へあっ…ありがとうございますっ！ (2019年10月29日 20時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
はも(プロフ) - コメント失礼します。この作品面白くてめちゃくちゃ好きです…!これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2019年10月28日 21時) (レス) id: cbed61a13b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2019年7月7日 4時
