過去の話 ページ39
パスワードという壁のせいで､続きが分かりません…記憶で書きます()
ーーーーーーーーーー
zm.side
『何言ってんの､そんなわけないでしょ』
声が、低い
怒ったかな…血が繋がってないとか言ったから
zm「……なんで､なん」
『そうやね…兄貴んとこ来る前やな､、生まれの家におった頃、』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
僕は暴力を振るわれていました
あの人たちから。
といっても､僕が出来なかっただけ､
出来損ないで､無能だっただけ
出された課題を出来なかっただけ､
頭が悪かっただけ、
そのせいで体は痣だらけ､
根性焼きをされた痕も残った
それでも僕は､自分が出来ないだけだと思い込んでいた。これが普通だと。
みんなは出来ている､有能だから､にこにこと笑っていて､痣もないんだって。
ある日､あの人たちに言われた
「お前がなんでこんなになっているのか分かるか？w」
『……出来損ない…だから？』
「違うわよwそんなこと思っていたの？w」
「お前なぁ､俺らはストレスが溜まってんの。そこにお前がいたらさらにストレスだろーが。俺らのストレスの元にそれをぶつけて何が悪い？」
「そうよ､あんた邪魔なのよ」
僕は自分のせいじゃないことを知った
いや､僕がストレスの元なら僕のせいかもしれないが…
あの人たちは僕が出来損ないだから､普通の子に､いい子に育てようとしてくれているのだと､思っていた
幼い僕には分からなかった。
僕が必要とされていないこと。
もうすぐ殺されること。
それはとても怖かった……ような気がする
覚えてすらいない､けど､それが大きなストレスで
僕にとって耐えられないもので
それで､耳が聞こえにくくなった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
話し終わったAは静かに泣いている
俺も､そんな辛い思いしとったのに､って､同情って言うんかな…
自分の話みたいに感じて､心が、心臓が、締め付けられて…泣きやめない
『そっから､あの人らは、警察に捕まって､僕は保護施設に､入ったんよ。そこで､父さんと母さんに会って､ここに､来た』
『家族になる時､父さんと母さんには言ったけどね…兄貴には…言わんかった。今になってこんなに苦しめるとも思わんかったし､心配とか…』
zm「…かけたくなかった、んやな」
顔を上げて涙を拭う
zm「ごめん､Aの方が辛いのに」
Aの涙も拭ってあげて､頭を撫でる
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ルーク - 面白くて一気読みしてしまいました！これからも頑張ってください！ (2021年10月7日 18時) (
レス) @page46 id: a6bde818dd (このIDを非表示/違反報告)
黒湯(プロフ) - ことさん» ありがとうございます！！少々お待ちください！ (2020年5月13日 11時) (レス) id: 73619b81c1 (このIDを非表示/違反報告)
こと - 完結おめでとうございます！！番外編見たいです (2020年5月12日 21時) (レス) id: ecf82d82cf (このIDを非表示/違反報告)
黒湯(プロフ) - 零鈴さん» キボンヌって最初魚の名前かと思いました､ありがとうございます() (2020年5月8日 11時) (レス) id: 73619b81c1 (このIDを非表示/違反報告)
零鈴(プロフ) - からの番外編キボンヌです…(古い)(無理だけはなさらないでください) (2020年5月8日 1時) (レス) id: 5f9e59fa4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒湯 | 作成日時：2020年4月26日 17時
