その声が思い出せなくて。(tk × in)

ep.17 ページ17

S . in






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あの日からしょっちゅう高木と連絡を取るようになって


今日もあの喫茶店に来てた









伊 「すみません〜！！」









高 「は〜い、って伊野尾くんか笑」









伊 「来てあげた笑」









高 「ありがと笑」









知らない奴と仲良く出来るかよって思ってたけど
なんだか高木とは初めてって感じがしなくて

あんまり人と話すのが好きじゃない俺でも
高木にはガツガツいろんなこと話せた









伊 「高木まだあ？」









高 「もうそろそろ上がるから笑」









見た目と違って優しいやつだから
可愛くて健気そうな彼女いそうだなあ









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高 「伊野尾くん、終わったよ」









伊 「ん、... あぁ、寝てた、」









いつの間にか寝てたみたいで
体を揺さぶられて起きると









伊 「わ...綺麗、」









ちょうど夕日が沈みかけてて
海の中に沈んでいくかのように見える









高 「綺麗だよな、...夕方ってほぼお客さん来ないから常連さんしか知らないの、」









伊 「ラッキーじゃん笑」









高 「だな笑んで、今日はどうしたの？」









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伊 「彼女のプレゼント一緒に選んでほしいの、！」









高 「...... 彼女、？」









伊 「うん、そろそろ誕生日なんだよね〜」









高 「伊野尾くん、.. 彼女いたんだ、」









伊 「あったりまえ、こんなイケメンだぞ」









高 「あはは笑」









伊 「笑うなよ笑 」









高 「ごめん、笑 いいよ、行こっか」









" 彼女 " って言った途端顔色変わったけど
そんなに意外だったか？









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