その声が思い出せなくて。(tk × in)

ep.2 ページ2

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高 「そういう涼介は？」









山 「いるよ、当たり前じゃん」













まあ、そりゃそうか

誰が見ても綺麗に整った顔

涼介目当てでくる客がいるほどだ









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山 「まあ...あんまり周りには言えないけど、」









高 「なんで？」









山 「.... 男なんだもん、」









すげえ意外


いくらでも女の子集まってきそうなのに
男までも魅了してしまうのか









山 「引いた？」









不安そうに見上げてくる



うん、可愛い。









高 「引かないよ、俺もあるし」









山 「男と付き合ったこと？」









高 「おう、」









山 「へぇ〜、」









高 「なんだよ笑」









山 「その人なの？雄也が引きずってる人」









そう言われてふと思いだす

笑った君の顔、





今なにしてるのかな、なんてね、









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山 「ごめん、雄也、... 無神経だったよね、...」









きっと彼は俺が何も答えなかったから

怒ったと思っているんだろう









高 「怒ってないよ、笑」









山 「よかった、」









頭を撫でれば
安心したように微笑んだ









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「すいませ〜ん」









山 「は〜い！」









元気いいな笑









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