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《ym side》
ビルに走り込み、前に教えてもらったパスワードと鍵使って
知 念が住んでいる部屋に向かう
何故メールも連絡もしない?
だって絶対大丈夫と言い張って抱え込むから
連絡したら、俺を家に入れないかもしれない
恋人が不安で泣いてるかもしれないのに
彼氏がほっとける訳ないだろ
いつでも行けるために持ってる合鍵でドアを開ける
寝てるなら、起こすも可哀想だからね
ドアが開く音を気づいて玄関までドンドンのかわいい音立てで来てくれた
知「りょーすけ?」
山「来ちゃった 笑」
知「こんな時間いきなり来るなんで、どうしたの?大丈夫?」
俺が仕事に何が嫌なことあったから来たと思ったみたい
相変わらず自分のことより人の心配する
山「記事、見たよ」
知「ぁ、、んっ」
気まずそうにしてる
やっばり事務所から事前の連絡があったたね
山「ちぃ、おいで」
手を広げて、柔らかいな声で呼ぶ
すると素直に近ついったけど、遠慮がちに俺の服を掴む
可愛い過ぎるから、思い切り抱き締める
山「オレ、ヤキモチしたかも」
知「こめん...」
山「記事の相手、俺でよかったなぁ」
知「...ぅん」
俺の胸に顔埋まって抱きついてくる
この素直さ、そして泣きそうな声
だいぶ弱ってる証拠だ
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作者名:ちネ.コ | 作成日時:2021年9月25日 13時