#31 ページ32
人見知りな僕。
だから友達と呼べる人は多い方ではなかった。
唯一親友がいたからいいけど…
その親友といつも一緒にいる女の子。
明るくて、笑顔が可愛くて、でもふいに見せる暗い表情に…
僕は惹かれていた。
そして…声をかけられて、お隣さんだと知って。
僕はお隣だってこと知ってたけどね。
話せば話すほど、好きになっていった。
だけど、涼介の目が…彼女を見る涼介の目が友達と思ってるようには見えなかった。
別に、涼介から奪うとかは考えてなかった。
むしろ二人が幸せになるならそれでいいと思っていた。
だけど…女子たちに嫌がらせをされてたとき、僕がって思ったんだ。
僕が、守りたいって。
心をこんなに許せたのは多分…涼介以来いなかった。
だから、だからこそ。
好きってちゃんと伝えたかった。
「僕だって…Aなら大丈夫って思ってた」
「うん…」
「ね、あと時間…どれくらい？」
相生さんから聞いたこと。
『ふわふわ』は消えてからもまたこの世界に現れることがあるが、
…10分だけだ。
「…さん、…じゅうびょう…」
30秒…。
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瀬奈(プロフ) - 日奈子さん» ありがとうございます！更新、楽しみに待ってて下さるような作品作りをしていきけるよう頑張ります！応援よろしくお願いします笑 (2016年11月23日 23時) (
レス) id: 00fbdd9f6e (このIDを非表示/違反報告)
日奈子(プロフ) - 読ませて頂きました。凄く続きが気になります！これからも頑張ってくださいね。応援してます(*^^*) (2016年11月23日 23時) (レス) id: 9270aa361a (このIDを非表示/違反報告)
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