7話 ページ7
「わかった、じゃあ、布団行こうか。」
『うん』
あれ。一緒に寝るの?いや、お風呂と比べたら問題はないけど。
『一緒に寝るの?』
「うん。だめ?」
この人、大型犬みたいな圧かけるときと、しっぽフリフリチワワみたいな何しても許せるときがある。
『いいよ、一緒に寝よ。』
「ありがとう。」
私が布団に入ると、布団に入ってきた。ちなみに私はベッドじゃなくて敷布団だから、降谷さんは隣に布団を敷くかたちになってる。さすがに敷布団は定員1人。
『おやすみ…。』
「おやすみ。」
私はぐっっっすり寝れた。夜景が綺麗。あと、学校は行かないらしい。特に支障はない。
翌朝、隣に降谷さんはいなかった。仕事忙しいのね。あ〜。陽の光が気持ちいい。
リビングに行くと置き手紙。
Aちゃんへ
僕は仕事があるから行くね。
帰るのは22時くらいになりそうなので、
Aちゃんは、いい子に寝ててね。
朝昼夕食はあちさんが届けに来るけど、
怪しい人じゃないので大丈夫です。
安室透
6歳に漢字使うなって。仕事頑張れ。あと字が綺麗。
現在時刻6時半。15時間半もなにをしていれば良いんだ…。
ちょっと、散歩したいから聞いてみる。
A今起きた。散歩したいんだけどいい?
安室透スマホちゃんと持ってたら大丈夫だよ。朝ごはん食べてから行ってね。
よかった。良いらしい。せっかくだから米花町を見たい。コナンくんに会うのが怖いけどね…。事件が起こる…それに、もしかしたらまだ原作は始まってないかも。
「おじゃましまーす…」
『こんにちは〜』
公安の人かな。
「おはようございます、朝食置いておきます!」
『ありがとうございます!』
「はい!よく噛んで食べるようにと!お邪魔しました〜」
『わかりました!ありがとうございます〜』
いや〜、美味しそう。白米と鮭とひじきの煮物、スープジャーには味噌汁が入ってた。
日本食だね!というかこれどこで作ってるの…。職場だったらいい匂いが漂っちゃう。多分職場だろうけれども。あ、ポアロかも。
全部たいらげた。美味しかった。ごちそうさまでした。
さて、散歩に行こう。
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作者名:チンダル現象ちゃん | 作成日時:2023年9月6日 21時