検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:1,584 hit

15話 ページ15

『へえ…2つの家を…大変だ。出来る事があればいくらでもするよ。』

「ありがとう。」


「さ、ギターしよう。あ、というか眠くない?大丈夫?」

『昼間寝たから全然。安室さんこそ、ギター教えてる最中に倒れないでね。』

「そんなことにはならないと思う、多分。」

多分。

『おー。これがアコギか。』

「うん、元々ハロの方の家に置いてたんだけど、危ないからこっちに持ってきてたんだ。」

『なるほどね。』

「はい、じゃあここ座って。」

うーん……。いや、いいんだけどさ…。
降谷さんが、床に座っててその足の間に私が座るってこと。いや、何も問題はないよ?うん…。

『うん。』

ハア…近い近い…。大丈夫?私が。

「えっと…ここがペグっていうやつで…こっちに巻くと張って…」
「これでチューニングする。」

『へえ。まあ、なんとなく。』

「ゆっくり覚えればいいよ。Aちゃんはまだ指も短いから、弦おさえるの大変だと思うし…。」

『そっか。まあ、できるようにがんばります。』


それから、なんか色々教えてもらった。難しいけど、なんとか基礎ができるようになりました。いいね。あと、ドとシの音がハロの好きな音…ってことは知ってたけど、教えてもらった。

『んー…そろそろ眠い。』

現在時刻…ああ…眠くてよく見えないけど、3時くら…え、3時…?

『えっ…3時…。』

「あ…もうこんな時間か。じゃあ寝ようか…おやすみ。」

『はーい…』


今日は、夢を見た。夢と言っていいのかな。この世界の私が成長した姿…かな?の女の子が立ってて。会話ができました。

「おっ、私だ。うまくやれてる〜?」

『えっと…こんにちは。どなたですか。』

「うーん、その身体の前の持ち主って言えばいいのかな!いや、別にキミが私の身体の魂を奪ったわけじゃないよ!」

『あー…っと…なんか、なるほど?』

「ああ、うん、キミの年齢と名前は?」

『分かった。えっと…前世のことだよね?23歳、柏木華。』

あれ、あれ?思い出せた。

「ぜ、前世…まあ、そっか!えっと…組織って何だかわかる?あと、母親についてのこと!」

16話→←14話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:チンダル現象ちゃん | 作成日時:2023年9月6日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。