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14話 ページ14

『そっか…!』

「ええ。じゃあ、私は自室戻ってるから。」

『了解〜。』

ポケモ○面白い。おお…ネモちゃん…可愛い…。


安室透Aちゃん、今仕事終わったよ。遅くなってごめんね
安室透家の外で出てて待ってられる?

お。降谷さんから連絡。お疲れ様です。現在時刻22時。ぴったり。

Aお疲れ様。了解、出てて待ってます。

『灰原さん、安室さん来るみたい。ほんとにありがとうね。』

「ん。今、手が離せないから見送れないわ。ごめん。」

『全然大丈夫だよ〜。むしろこっちが謝らなきゃだよ。ごめん。じゃ、また会おうね!』

「ええ。またね。」

ふわっと笑う哀ちゃんは、本当に純粋で可愛い。この笑顔守りたい。

『ひー…ちょっと寒いな…。全然大丈夫だけど。』

外で待ってると、特徴的なエンジン音が聞こえてきた。

『お、迎えに来てくれてありがとう。』

車内あったかくて助かる。

「うん。今日はちょっと肌寒いみたいだね。」

『そうだね。この前まで暑かったのに急に寒くなるし…。』

本当に、なんでこんなに温度差。秋どこ?

「うーん…冬服買わないとだねえ。子供の成長は早いから来年は着れないだろうし…。」

本当にそうだよね。寒くなるなら寒くなるって言ってよ。

『お手間おかけします…。』

「6歳児がそんな難しい言葉使わなくていーの。」

『ハハハ…。』

「ついたよ。そういえば、楽器に興味ある?」

『ありがとう。え?』

楽器…?なぜ。いや、興味はあるよ。

『うん…まあ…暇だし…。』

「やっぱり暇だよね。アコギとか興味ない?」

『アコースティックギター?まあ、弾けたらかっこいいよ。』

「じゃあ教えてあげるよ!家行こう!」

わお。めっちゃ降谷さんの顔が明るくなった。アコギを教えてもらえるみたいです。

『あ、ありがとう…。』


「ただいま。」

『おかえり。ただいま。おかえり。』

「なんでおかえり2回も言うの。笑」

『安室さんへのおかえりと、私へのおかえり。』

前世で家帰っても誰もいなかったから、自分でおかえり言う癖が付いた。

「はは、なるほど。じゃあ、手洗ったらAちゃんの部屋行こう。」

『私の部屋。分かった。』

「あ、そうだ。暇なら、ハロ連れてくる?いぬ。」

『え、いぬ?会ってみたい。』

「じゃあ、明日連れてくるね。ハロも退屈だろうし、僕も2つの家を行き来するのは大変だったから。」

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作者名:チンダル現象ちゃん | 作成日時:2023年9月6日 21時

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