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亮平side
正直、
自分でも何故彼女をここへ連れてこようと思ったのか、分からなかった。
スーパーで舘様が彼女に気付いて、呼ばれた時、
これは偶然なんかじゃないって思えた。
目黒と雪本さんの歓迎会を開いたあの日。
珍しくふっかが、嘘をついてまで彼女を駅まで送る姿を見た時に、
俺はいつもと違う何かを感じたのかもしれない。
普段から人に優しいやつだけど、
雪本さんへ向けられる何かは、
違う気がした。
恋愛で向けれるものでもない
何か…。
俺は、それが何か知りたいと心のどこかで思っていた。
それに、
何か変わるかもしれないと思えた。
いいことなのか、悪いことなのかはまだ分からないけれど、
転機になるんじゃないかって。
大袈裟かもしれないけど、
彼女がここへ来ることで、
翔太が、
抱える呪縛からも解放されるかもって…。
・.━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━．・
亮平｢ふっか、
雪本さんには簡単にだけど説明したよ。
俺らがここに一緒に住んでること。｣
食事を始めて間もなくして、
阿部さんは深澤さんにそう伝えると
そっかと微笑んだ。
辰哉｢まぁ、こんな男ばっかりいるようなところだけどさ、
よかったらいつでも遊びに来てよ^^｣
私｢ありがとうございます…。｣
辰哉｢あ、
でも、ここに俺らが一緒に住んでることは
会社の人達には内緒ね。
言ったら、色々面倒だからさ。
照は、ここに住所移してるから人事のおじさんは知ってるかもだけど、
あの人、基本会社の人と関わり持たないタイプの人だから情報は漏れてないんだよね。
他のみんなは、住所実家のままにしてるからさ。｣
私｢…分かりました。｣
蓮｢ねぇ。｣
黙々と食べていたはずの目黒くんの手が、
いつの間にか止まっていたらしく、
お箸がお茶碗に向き、俯いたまま続けた。
蓮｢いっその事、
ここに住んじゃえば。｣
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ちぃ☆(プロフ) - naoさん» naoさん、コメントありがとうございます！コメント頂けるだけで、とても嬉しいです(TT)これからも亀更新ですが、書いていきますので楽しんで頂けるように頑張ります！ (2021年3月15日 22時) (
レス) id: 6f722cfc5d (このIDを非表示/違反報告)
nao - 更新、楽しみに待ってます！お仕事無理されないでくださいね(^_^;) (2021年3月12日 21時) (レス) id: 978894b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ☆(プロフ) - まり姉さん» ご指摘頂き、ありがとうございます！修正させていただきます！ (2021年1月28日 19時) (レス) id: 6f722cfc5d (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 15のとこでふっかさんの名前が辰也になってますよ！！辰哉です (2021年1月28日 12時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ☆(プロフ) - 暖さん» コメント頂き、ありがとうございます!!嬉しい限りです(TT)これからも楽しんで頂ければ幸いです！頑張って更新していきます！ (2021年1月8日 0時) (レス) id: 6f722cfc5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃ☆ | 作成日時：2020年8月25日 9時
