Snow Company ...ナミダの海を越えて行け

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終業後、私が帰り支度を始めていると
既に帰り支度を済ませた松田さんが話しかけてきた。



松田「今日は、ごめんね。1人で何もかもやってもらっちゃって。」



私「いえいえ、そんな。

松田さんも朝からお疲れ様でした！

そろそろ私も仕事に慣れて、
1人でやらないといけないなと思ってたので、丁度よかったですよ！」


松田「ありがとう…」


本当は、少し不安な部分もまだあったりしたんだけどね…。



中井「そうね！

雪本さんも入社して1ヶ月も経つことだし、

そろそろ朝のルーティーンワークも1人でやってもらってもいい頃かしら！」



と急に中井さんも会話に参加し始めた。




中井「雪本さん、しっかりしてるから大丈夫よね？」


少し圧を感じた中井さんの「大丈夫よね？」に
断り切れない性格の私は、
その場で、はいと頷くことしか出来なかった。




、、、、、








松田「本当に大丈夫？

さっきは、あんな風に御局様に言われてたけど。」


中井さんとの話が終わると
私の帰り支度を待って一緒に事務所を出てくれた松田さんと駅に向かいながら話した。


松田「御局様、時々強引なところがあるからさ…。

悪い人じゃないんだけどね…。

できない時は、断ってもいいんだからね。」





私「大丈夫です！

少し不安なところもありますけど、、、



なんとかやってみます^^」



松田「無理はしないでね？

分からないこととかあったら、遠慮なく聞いてくれていいから。」



私「ありがとうございます。」


私のことをいつも心配してくれる松田さんの優しさは、本当に有難い。

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