Snow Company ...ナミダの海を越えて行け

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(全員の自己紹介も終わったので、ここから分かりやすくｶｯｺの前に名前を入れます。)



どんどん運ばれてくる料理を食べながら、
和やかな空気で進んでいく歓迎会。


大介「Aちゃんってどこ住みなの〜？」





佐久間さんに突然下の名前で呼ばれて思わずドキッとしてしまった。

佐久間さん、人との距離の詰め方が、上手い…。


私「……今は、鶴見に住んでます。

前の職場が、横浜にあったので…。」


辰哉「おい、佐久間！

急に下の名前で呼ばれたらびっくりするじゃん！

ねぇ、Aちゃん！」



照「気持ち悪っ。」


辰哉「ぼそっと気持ち悪って言うな！」


大介「いいじゃん！

駄目だった？」


亮平「駄目？って聞かれたら駄目って言いづらいじゃん。

ねぇ？」


翔太「うわっ！

なにその、ねぇ？って。 あざと。」


大介「あざとい警察です！

逮捕〜〜！！！」






私の答えた返答が掻き消される勢いで、
佐久間さんも深澤さんも渡辺さん岩本さんも阿部さんがわちゃわちゃと話して圧倒されていると

松田さんが私の脇をつついて、

松田「ね、これが彼らがモテるワケよ。

この男子大学生みたいな仲の良さが、

ジュニア会の女の子たちをメロメロにさせるの。」

と耳元で囁いた。



(なるほど…。)

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