【ハイキュー】高校生の私へ４ (ページ10)

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銀髪ページ10

「黒尾さん！！俺も混ぜてくださいよ～!!」

「お前は夜久とレシーブ練つったろ！！」

体育館の入り口に銀髪の巨人は立っている

貴「なに？飛び入り？なら私と月島抜けるよ。」

「えぇ！Aちゃん抜けちゃうの！？もっかいやってよスパイクで返すやつ！！俺の超インナースパイク返して！！」

騒がしくなる木兎を尻目にタオルとドリンクを持つ

貴「私も忙しいんだって。現役じゃないから体力やばいんだよ。」

手をひらひらさせながら飛雄達が練習している体育館の方向へ体を向ける

貴「灰羽リエーフくん。レシーブはもっと姿勢を低くすること、ひざと腰がまっすぐすぎて、うまく威力を消せない。夜久くんはそれができてるんだ。小さいからじゃないよ」

大きな体のてっぺんにある顔を見ながら私は言う。

「Aさん！久しぶりっすよね！」

貴「だよね！夜久くん！！話したい事山々あるんだよ～！」

「俺はいつでも大丈夫ですよ！！」

灰羽リエーフの隣で私と夜久くんが騒がしくなる

貴「じゃ！あいつらのとこに行ってくるね！」

ひとしきり夜久くんと語り合い、飛雄のいる体育館へ向かった

「あの黒尾さん、Aさんっていうのは烏野のマネですか？」

「いや、OBって言ってたな。ケーキ屋で働いてるらしい。…あんなちっちぇのにプレーは大胆。コートにいる存在感は誰よりも大きいと思う。」

「そんなにすごい人なんですか！？おれもなりたい！！」

「なるには、レシーブだな」

「う”っ」