【ハイキュー】高校生の私へ４ (ページ5)

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強者たちページ5

「…ということです」

貴「飛雄は本人から聞いていたけど、日向もダメだったんだね…」

バスから降りた私達烏野バレーボール部

目の前には今日からお世話になる体育館がデカデカと建っている

「日向くんなんて、英語の解答欄が一個ずつずれていたんです…私が不甲斐ないばかりに！腹切って責任取ります…」

貴「何言ってんの！私なんて飛雄に教えてたけど、この通りだよ！頼む相手が悪いよ！卒業したの何年前だって話だよね！」

今回の合宿初参加の一年生マネージャー谷地仁花ちゃん

デザイナーの卵らしい

烏養さんによると、合宿費用も谷地ちゃんのおかげで問い合わせが殺到したとか！

貴「でも、午前中で補修終わるんでしょ？どうやって来るの？新幹線？」

「Aさん！任せてくださいよ。うちの姉貴が車運転してきますよ！」

「そうなんです！冴子姐さん！」

聞き覚えのある名前に違和感を覚えた

貴「冴子？…田中冴子！？」

「俺の姉貴ですね」

田中は目を点にして答える

貴「あの、一応同級生なんですよね…」

「あっ！そうか。そういえばそうっスね！」

貴「冴子ちゃん、すごいなぁ宮城から東京なんて車運転できないよ。寝ちゃうよ…」

「だから、バスに乗せてきたろうが。」

貴「大変感謝しております」

「おう」

口角を上げてニヤッと笑う烏養さんに、会社の新人研修で習った90度お辞儀を披露する

こういう時のためにお辞儀ってあるんだな…