【ハイキュー】高校生の私へ４ (ページ11)

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教え子ページ11

貴「ごめんね！飛雄、日向」

「Aさん！遅いですよ！！」

日向は手足をぶんぶんと振りながらジャンプしている

貴「日向ごめんって！あれ谷地さんも居るじゃん」

「おっす！」

敬礼しながら挨拶する谷地さん

貴「おっす！調子はどうだい飛雄くん」

「全然ダメですね」

いつも通りの真顔で返事する飛雄

貴「まぁまぁ、最初からうまくいったら練習なんてするわけないじゃん。」

腕に抱えていたバレーシューズを床に置いて履く

貴「でもさ、今の2人の攻撃ってさ、早さがあるから、みんな止めれないのであって。パワーは無いから捕まったら終わりだし、もっとジャンプ力ある人が日向の前にいたら何もできないよね」

丁寧にシューズの紐を結んでいく

日向と影山は静かに私の話を聞いてる

貴「明日、音駒との練習試合。多分大きな壁があるんだ。そこに盛大にぶつかると思う。今までやってきたことが全く通じない相手が。でもそんな時挑戦する事をやめないでほしい。2人なら…いや私達ならなんだってできると思うんだ。」

「…できるじゃなくて、絶対やります。」

2人の目はもう明日の音駒との練習試合を見ていた