【ハイキュー】高校生の私へ４ (ページ2)

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迷子烏ページ2

貴「マジ、どこよ。本当に走っていったよね？車使ってないよね？お酒と仕事のせいで体鈍ってる！！！ひぃぃ！」

緩やかな上り坂と下り坂のコンビネーションにより瀕死の私。

こんなことになるなら禁酒貫けば良かったと後悔

貴「もうここらへんは白鳥沢だってば…って！！いた！！！あのオレンジは！！！」

見失わないうちに急いで自転車のペダルを踏み込んだ

貴「コラァああああ」

「Aさん！？！？！」

貴「ちょっ休憩しよ。奢るからコンビニで飲み物買おう。お姉さんきついわ…」

「…マネージャーか？」

貴「ただのOBですよ…わぁ、でか。」

全国女子平均身長の私

見上げるとユニフォームには白鳥沢の文字が

貴「牛島…若利…」

「俺の名がどうした」

貴「後輩がご迷惑をおかけしました。春高予選決勝戦で待っていてください。ぶち倒すんで。」

「「！？」」

私は牛島に向かって人差し指を突き立てて言う

牛島若利を静かに睨みつけていた2人は目を見開いた。

真顔で私たちを見つめていた牛島が口を開く

「今から見にくるか」

「「いいんですか！？」」

「見たところで実力は変わらない」

牛島はそう言うと走り出した

「いくぞ」

「おう」

続けて2人も走り出す

貴「マジかよ…うしっ私も盗むもん盗んでくるか！」

烏養さんに連絡する為、携帯電話を取り出した