【ハイキュー】高校生の私へ４ (ページ1)

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走りすぎページ1

貴「体力！！大事！！ということでロードワーク行きます！！体育館で走るのと外で走るのとは訳が違います。使う筋肉も違う！さぁ、いくぞ！」

青城は白鳥沢に負けた。

決勝戦は見に行ったが、やはり格が違う。

全国にいくなら必ず勝たないといけない相手、白鳥沢。

部員達の練習への熱が日に日に温度をあげていた。

「俺がいちばんだぁーーーー！！！」

「行かせるかよ！！！」

「変人コンビ、頭おかしいんじゃないの…」

「俺も！！」

「山口まで…」

貴「元気だねぇ」

「お前はコレだ」

烏養さんが傍にあった自転車を指差す。

貴「ん？」

「お前はコレだ」

貴「…」

「日向は前科があるからな、あのまま突っ走るとまた迷子になるぞ。ま、先輩よろしく頼みますよ。」

私に背中を向けた烏養さん

ポケットにタバコが入っているのを私は見逃さない

「それに、仕事ばっかで体力落ちてんじゃねーの？ぴちぴち高校生に混ざって揉まれてぴちぴちになってこい。まだ高校生いけるぞ。」

貴「５歳上のおじさま？人に物を頼む時は言い方があると思いますわよ？」

渡された自転車の鍵を握りしめる

貴「大人は理不尽だぁぁぁぁぁぁあああああ！！！」

誰もいない体育館に叫んだ。