家出の理由 ページ11
・
─ RW side ─
母親の冷たい言葉には慣れてる。
いつもの事だ……………
だからこそ。
冷静で感情を剥き出しにする気にもならない。
でも今日は
虫の居所が悪いのか
暴れたくて反抗したくて
リュックに適当に荷物を詰めて
家を出た。
とりあえずネットカフェにでも行こうと
歩き始めた。
・
・
久しぶりに焼いたケーキ
甘い香りがキッチンに広がり
明日のレッスンのおやつにしようと
冷ましていると突然鳴り響く携帯の着信音。
『もしもし。
えっ、、、、いえ、ここには…………
はい、わかりました、、、』
電話を切って
無意識に玄関に向かった。
宛もなく歩き始めた夜道。
電話を掛けようと携帯を開くと
着信拒否になっていることに気付いた
「やだ、私………………」
可能性はゼロに近いけど
もし私に電話を掛けてくれたとしたら……………
メールもブロックになっていて
慌てて解除する。
「何で、私、、、」
一人でパニックになる私。
リダイアルしても機械音のみ。
メールをしても未読のまま。
「…………どうしよう」
あの年頃ならどこに行くだろうか。
友だちの家？
ゲームセンター？
映画館？
カラオケ？
漫画喫茶？
わからない
想像もつかない⎯⎯⎯⎯⎯
だけど、
止まったらダメなような気がして
繁華街に吸い込まれるように足を踏み入れた。
「おねーさん、何してんのー？
俺らと遊ばない？」
いかにもチャラチャラした
若い男の子たちに囲まれてしまった。
「………急いで、いる、ので、、、」
視線を落としたまま逃げようとすると
塞がれる目の前。
じわりじわりと詰め寄られ
逃げ場がなくなった私。
もうムリ………………
そう思った瞬間
「何やってんの？」
聞き覚えのある声にハッと顔を上げると
制服姿じゃないリョウクくんがそこにいた。
確かにリョウクくんだ………………
「何だ、このガキｯ」
リョウクくんに向かって手を挙げようとする
姿が目に入った
「や、やめてっ、、」
振りかざした手は
私の背中に突き刺さるくらいの衝撃が。
親にも叩かれたことがないのに……………
「ふざけんなｯ」
そう吐き捨てて私たちの前から消えた。
「リョウクくん、、大丈夫…………？」
RW「アンタ、バカなの？
さっさと帰れ。」
そう吐き捨てた
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りん(プロフ) - 緊張が走ります。＾＾ (2022年9月30日 0時) (
レス) @page16 id: ad9fb4057b (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» わぁ、嬉しいです( ≧∀≦)ノたくさんドキドキしてもらえますように♪ (2019年6月28日 13時) (レス) id: fc49dfefaf (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんドキドキします。(^ ^) (2019年6月28日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» 年下ナムジャ感、出せていますか(。>д<)？松田聖子の曲、聴いてみますね♪ (2019年5月30日 20時) (レス) id: fc49dfefaf (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒロインちゃんは、久々の恋愛になるのかな？キスは、ドキドキしますねーウフ、松田聖子ちゃんのパールホワイトイブみたいな恋愛もいいけど、年下ナムジャに翻弄される恋愛も良い(//∇//) (2019年5月28日 22時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2019年3月17日 20時
