第4話・・・彼氏紹介 ページ32
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4月に入り
桜が満開に咲き、花見の計画を立てることが
私たちの毎年の恒例行事。
毎回の担当。
リノがアルコール
モエがオードブル
私がスイーツ
シートに並べて
桜を見ながらゆっくり語る
それがお決まりだったのに………………
今年はみんなに彼氏ができたから
女3人から彼氏同伴のトリプルデートに
変わってしまった………………………
ｷｭﾋｮﾝも来るよね、、、きっと。
ちゃんと笑って会えるかな？
モエには決して口が避けても言えない事実。
私は平常心を保ちつつ
会場に向かう。
「ヌナ、重くない？持とうか？」
「ありがと。じゃあ………お願い。」
私の持っていたバスケットを軽々と持って、
空いた手に自分の手を遠慮がちに繋ぐﾘｮｳｸ。
手を繋げるようになったのは
つい最近のコト。
それでも思っていたよりも
イヤじゃなくて、むしろ嬉しかった。
「今日、何作ってきたの？」
「えっとね、久しぶりにコーヒーゼリーと
チーズケーキとクッキーと……それから」
「くくく。すごいじゃん(笑)
しかもチーズケーキは僕の大好物♪」
「あっ、うん、だから、だよ」
ﾘｮｳｸの大好物だって知っていたから
作ったチーズケーキ。
「嬉しい〜インスタに載せなきゃ！」
喜び方が女の子みたいで
何だか笑えるけど
それでもスイーツがキッカケで
付き合うことになった私たち。
これくらいの関係と距離がいいのかも……………
「あっ、リノだ。」
相変わらずのサラサラの黒髪をなびかせて
隣には同じ黒髪の彼。
こっちを見る視線のオーラが強すぎて
思わず足が止まってしまう。
「ｲｪｿﾝ………睨むのやめて？
Aが怯えてるでしょ。
初めまして、、ﾘｮｳｸくんでしたっけ？
Aの友だちのリノです。
こっちが彼のｲｪｿﾝ。
よかったら座って？」
「ありがとうございます。
初めまして、Aヌナと付き合っているﾘｮｳｸです。」
「ｲｪｿﾝさん…………初めまして。
えっと、リノの友達のAです。」
「リノからよく話は聞いてるよ。
会えて嬉しい、よろしく。」
長い前髪が邪魔なのか
耳にかける仕草が色っぽくて
リノにお似合いだな…………なんて
そう思いながらバスケットからスイーツを並べる。
「あれ？モエは？」
「もう着く頃じゃない？
さっきメールが来たから。」
「ゴメンね〜お待たせ！」
背後から聞こえた声に
覚悟を決めて振り返った。
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向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、続編を公開しました。よかったら読みに来て下さいね(*^▽^*) (2018年10月31日 5時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ウホホッ？ザワザワ楽しみです。(*≧∀≦*) (2018年10月22日 5時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、いつも温かいコメントをありがとうございます(*≧∀≦*)少しずつですが下書きを始めたので公開したら読みに来て下さいね。 (2018年7月28日 4時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんありがとう(*≧∀≦*)ざわざわ、ワクワク、ドキドキ、わーい、歳がいもなく、興奮してます。リョウクの過去…気になる非常に(-.-)y-., o O (2018年7月25日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます(*≧∀≦*)ありがたいお言葉に続編に繋げますね！公開までしばらくお待ち下さい♪ (2018年7月25日 6時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2017年11月14日 6時
