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「こんにちは。」
背中越しに聞こえた声。
「こんにちは……………」
私は会釈するだけで精一杯だった。
「よし、リベンジパフェ1つとコーヒー4つ。」
テキパキと注文を済ませると
同僚は目の前に座る2人に声をかけた。
「そう言えば、何て呼んだらいいですか？
名前も知らないなんて………ね？」
横に座る私をつつく。
「そう言われたら名乗ってなかったよね〜
じゃあ、俺はS。こいつはR。名前のイニシャルなんだけどね(笑)」
やっぱり……………Rさんだ＿＿＿＿
「じゃあ、私たちは〜どうしようかな？
ミントとチョコ(笑)」
「何で？」
「ほら、メニューに書いてあるから！」
「何だよそれ(笑)まぁ、いいか。」
ちょうどいいタイミングで
パフェが運ばれてきて
一斉に携帯を取り出す。
「インスタ映えのコツは、こいつに聞いて」
「何でだよ。」
「お前のインスタ、食べ物ばかりじゃん。」
「うるさいよ」
Ｓさんに冷やかされ、不貞腐れるRさんは
いろんな角度から写真を撮っては
「こんな感じ。
写真を見た時に食べたいな。って思って欲しくて(笑)」
＿＿＿いつも、こんな風に撮っていたんだ
溶け始めたアイスを
慌ててスプーンで掬う
冷たくて甘くて美味しい………………
細いスプーンはアイスやクリームの中に消えては姿を現す。
「美味しい〜
この間、食べ損ねたから尚更かなー(笑)」
「そういや、仕事タイヘンだったんでしょ？
トラブルとか言ってなかった？」
「そうなの。新人のミス。
だけどフォローするのは当たり前だしね」
2人の会話を左耳で聞きながら
黙っていると
「ね、ミントちゃん？チョコちゃん？
どっちで呼べばいい？(笑)」
「へっ？」
我に返るとRさんが私を見て微笑んでいた。
「あっ、えっと……私、、、」
「んー、しっくり来ないなぁ。
じゃあさ、、、イチゴちゃんは？」
「イチゴ……………？」
「ん。今、食べようとしてたでしょ？(笑)」
確かに。
私のスプーンにはイチゴが。
「イチゴちゃん、よろしくね。
僕さ、スイーツが大好きなんだよね〜
インスタしてるからよかったら覗いてね。」
「はい……………」
「イチゴちゃんもしてる？」
「えっと…………」
「よかったらしてみなよ〜楽しいから。
そしたらフォローするね！」
Rさんからの話に夢中で
気づけば隣にいたハズの2人の姿はなくて。
私たちは置いてきぼりになった…………
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向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、続編を公開しました。よかったら読みに来て下さいね(*^▽^*) (2018年10月31日 5時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ウホホッ？ザワザワ楽しみです。(*≧∀≦*) (2018年10月22日 5時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、いつも温かいコメントをありがとうございます(*≧∀≦*)少しずつですが下書きを始めたので公開したら読みに来て下さいね。 (2018年7月28日 4時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんありがとう(*≧∀≦*)ざわざわ、ワクワク、ドキドキ、わーい、歳がいもなく、興奮してます。リョウクの過去…気になる非常に(-.-)y-., o O (2018年7月25日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます(*≧∀≦*)ありがたいお言葉に続編に繋げますね！公開までしばらくお待ち下さい♪ (2018年7月25日 6時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2017年11月14日 6時
