・ ページ25
・
ほんの一瞬だったけど。
私の視界に入ったその人は
まるで漫画の世界の主人公みたいだった＿＿＿
もしかして
あの人が………Rさん？
だとしたら
いくつなんだろう？
何の仕事をしているの？
一瞬見ただけで
Rさんとも確認していないのに
私の頭の中はキーワードだけで
いっぱいだった。
握りしめた携帯が震えて
慌てて開くと
*ごちそうさまでした！
メチャクチャ美味しかったです(*^▽^*)
僕もオレンジさんにオススメのカフェ教えなきゃ！*
一緒に送られてきた写真には
真っ白の皿と
ペーパーナフキン
それは可愛いハート型に折ってあった。
*ハート、可愛いですね！*
すぐに返ってきた返事は
*女子みたいでしょ(笑)
一応、男です！*
とお茶目な返事が返ってきた。
何だろう。
わからないけど
Rさんがどんな人なのか気になる……………
興味本意なんて趣味が悪いかな。
*今日はお休みでしたか？*
*はい。今日は久しぶりの休みでした！*
*明日からお仕事頑張って下さいね*
*憂鬱(笑)んー、でも働かなきゃ(笑)*
*私もです(笑)*
気づけば
カフェ以外のメールのやり取りに変わり始めていた。
きっとそれが
私たちのスタートラインだったのかもしれない
*＊*＊*
Rさんとのやり取りが
自然に増え始めた頃。
サイトでオフ会の開催告知が流れてきた。
指定されたカフェで
お茶を楽しむ。
ただそれだけ。
だけど
それだけじゃないのは
コミュのメンバーには男性もいて
見知らぬ人と話せるかが不安だった。
男性恐怖症。
極度の人見知り。
私には勇気がないから
スルーしていたのに
しっかり者の同僚が
ちゃっかり私の分まで申し込んでいたらしい。
「えっ、、、ヤダ、無理だよ。」
「はい？子どもみたいな駄々をこねても
可愛くないですからねっ、
行きますよ！
だってあのカフェのパフェ、食べたくありません！？」
同僚の目的はパフェ。
私はその付き添い……………
「絶対に離れないって約束してくれる？」
何度も何度も念を押して
初めてのオフ会に参加することになった。
土曜日＿＿＿＿
駅で同僚と待ち合わせ。
「今日は楽しみですね！
Rさん、来てくれるといいですね！」
「もしも来たとして…………
会った事もないんだしわからないわよ(笑)」
「わかりますよ！
インスタをアップすれば確実でしょ？」
もしかしてそれが狙い………？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 188人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、続編を公開しました。よかったら読みに来て下さいね(*^▽^*) (2018年10月31日 5時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ウホホッ？ザワザワ楽しみです。(*≧∀≦*) (2018年10月22日 5時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、いつも温かいコメントをありがとうございます(*≧∀≦*)少しずつですが下書きを始めたので公開したら読みに来て下さいね。 (2018年7月28日 4時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんありがとう(*≧∀≦*)ざわざわ、ワクワク、ドキドキ、わーい、歳がいもなく、興奮してます。リョウクの過去…気になる非常に(-.-)y-., o O (2018年7月25日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます(*≧∀≦*)ありがたいお言葉に続編に繋げますね！公開までしばらくお待ち下さい♪ (2018年7月25日 6時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2017年11月14日 6時
