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ひんやりしたシーツが
燃えすぎた私の体を溶かし
熱を奪ってくれる。
隣を見れば
同じように力尽きたｲｪｿﾝが
静かに目を閉じて
眠っていた。
結局、聞けなかった。
『子どもができるような浮気をしたのか』
ふぅ……………
吸い込まれそうな真っ白な天井を見つめ
気怠い体を起こして
シャワーを浴びに行く。
無数に散りばめられた赤いシルシ
ｲｪｿﾝからの無言の愛？
それとも支配？
熱くて苦いコーヒーを淹れると
目を覚ましたｲｪｿﾝが裸で私の元へ。
「ちょっとっ、何か着てよっ、」
濃い一夜を過ごしたけど
目が覚めれば元通り。
可愛くない私
まだ目が覚めきらないｲｪｿﾝは
そのまま私をソファーに押し倒して
YS「聞きたいこと、あるんだろ？」
まるで私の心の声が
漏れていたかのように
私の気持ちを代弁するから
「別に……………」
見透かされたことが悔しくて
私は平気なフリをした。
YS「アイツは抱いていない。
先輩の彼女なんだ、、、うまくいってなくて
相談に乗ってたら酒に酔いすぎて
勢いでお前にあのメールを送ったんだ。
俺がお前のことを
惚気すぎて腹立ったらしい。
待ち受け、見るか？」
そう言って
今まで見せてくれなかった
ｲｪｿﾝの携帯の画面を私に差し出した。
いつだったかな？
2人で久しぶりに出掛けた海。
そこで撮った
ホントに気紛れなツーショット
「何で………こんな、、、？」
YS「海、キレイだろ？(笑)」
あっ、そっちか…………
私とじゃなくて海ね＿＿＿＿＿
YS「な訳ないだろ。
確か、大喧嘩して別れて復縁した
最初のデートだっただろ？
砂に思ってること書いて波が消して
お互いにリセットしようって。
だから
初心に戻るために………これにしてる。」
「バカ、、、じゃない。」
こういうところ。
女子みたいなんだから……………
YS「やっぱり結婚するか」
「しない。無理。」
YS「お前が子どもを欲しいことぐらい
知ってる。
早い方がいいだろ？」
「何よ、20年近く知らん顔をして逃げてきたくせに………
今さら、いい人ぶらないでよ。
私だって浮気してやるっ、体のね。」
YS「してみろよ。
きっと満足できなくて後悔するぞ。
俺に骨抜きされて開花した体なんだから。」
「バカ、大キライ、別れる」
YS「はいはい。」
尖らせた唇に
甘いキスを繰り返し
体をじわりと溶かしていく。
だから離れられないの………
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向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、続編を公開しました。よかったら読みに来て下さいね(*^▽^*) (2018年10月31日 5時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ウホホッ？ザワザワ楽しみです。(*≧∀≦*) (2018年10月22日 5時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、いつも温かいコメントをありがとうございます(*≧∀≦*)少しずつですが下書きを始めたので公開したら読みに来て下さいね。 (2018年7月28日 4時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんありがとう(*≧∀≦*)ざわざわ、ワクワク、ドキドキ、わーい、歳がいもなく、興奮してます。リョウクの過去…気になる非常に(-.-)y-., o O (2018年7月25日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます(*≧∀≦*)ありがたいお言葉に続編に繋げますね！公開までしばらくお待ち下さい♪ (2018年7月25日 6時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2017年11月14日 6時
