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＿＿＿＿実はね。
いつか、2人には話したいと思っていた。
私の心と体の消せない傷痕を。
やっと重い口を開いて
私の過去を打ち明けた。
「バカ………いつから？
ずっと悩んでいたんでしょ？」
リノは私の涙を拭ってくれて。
「だから………怖かったの？
ｷｭﾋｮﾝとできなかった理由ってそれ？」
ただ頷くだけの私。
「じゃあ、温泉に入らなかったのも海で水着にならなかったことも？」
「うん、、、」
昔。
学生の頃、海や温泉に行っても
理由をつけて素肌を見せることを避けてきた。
思い返せば返すほど。
泣きたくなって
必死に指で涙を拭う。
「ﾘｮｳｸくんは？
何も言わなかった？」
「うん、、、傷ごと愛してくれた。」
「ツラかったね。
でもさ、もう過去を清算して前を向いたら？
ｷｭﾋｮﾝくんだってきっとそれを望んでいるはずよ。」
「多分ね〜理由は知っていたのに自分の口から言わなかったんだもん。
よっぽどAのことが心配だったんじゃない？」
リノとモエはそんな会話をしながら
私を慰めてくれた。
・
・
2人と別れて家に帰る途中。
携帯を取り出してｷｭﾋｮﾝにメールを送った。
『ありがとう』
いろんな意味を込めて
ありきたりな言葉だけど伝えたくて。
すぐに既読になり
返ってきた返事。
『自信持てよ。』
それは過去を忘れろ。って意味と
臆病になるな。ってこと。
ありがとね…………ｷｭﾋｮﾝ。
私はコンビニに寄って
チーズケーキとビールを買って
足早に家に帰った。
灯りがついた部屋。
「ただいま。」
RW「おかえり。」
週何回か我が家で過ごすことになって
今日はお泊まりの日。
なぜか
無性に触れたくなって
ﾘｮｳｸの頬に
軽くキスをすると
RW「何でこのタイミング？(笑)」
「だって………今がよかったから」
RW「はいはい。
ヌナってホント読めないや(笑)」
私はテーブルにビールとケーキを並べて
ﾘｮｳｸの隣に座った。
「ﾘｮｳｸ…………
私の過去を受け入れてくれてありがとう。」
RW「何？過去って(笑)」
知っていて知らん顔をするのは
ﾘｮｳｸなりの優しさ
「何でもない。食べよ？」
口の中に広がるほろ苦い炭酸
一口頬張ると濃厚な甘さ。
炭酸の泡みたいに
キレイに流して欲しい
そんなことを考えながら
ﾘｮｳｸに寄りかかる私を
そっと抱きしめてくれた。
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向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、続編を公開しました。よかったら読みに来て下さいね(*^▽^*) (2018年10月31日 5時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ウホホッ？ザワザワ楽しみです。(*≧∀≦*) (2018年10月22日 5時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、いつも温かいコメントをありがとうございます(*≧∀≦*)少しずつですが下書きを始めたので公開したら読みに来て下さいね。 (2018年7月28日 4時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんありがとう(*≧∀≦*)ざわざわ、ワクワク、ドキドキ、わーい、歳がいもなく、興奮してます。リョウクの過去…気になる非常に(-.-)y-., o O (2018年7月25日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます(*≧∀≦*)ありがたいお言葉に続編に繋げますね！公開までしばらくお待ち下さい♪ (2018年7月25日 6時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2017年11月14日 6時
