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ふわっと後ろからリョウクくんの匂いにつつまれて、思わず振り返って抱きついた
「ヌーナ、一緒に買い物に行こっか？
好きなもの、買ってあげる(笑)」
_____だって、財布もないのにどうやって買い物するの？(笑)
気づいたら何にも持たず玄関にいた私のコト、全部お見通しなんだ……
いつものスーパーで、並んで歩きながら材料を選んで、右手には荷物を、左手は私の右手と繋いで部屋までの道のりを歩く
二人で立つキッチンは、いつ振りだろう？
手際よく機敏に動くリョウクくんの邪魔にならないように手伝う。
「ちょっと休憩ねっ」
缶ビールを２本開けて乾杯をする
口の中に苦さが広がって、顔をしかめると
「ヌナって飲めないんだっけ？(笑)」
そう言いながら、甘いカクテルの缶を開けてくれた
「なんかさ、キッチンで味見しながら食べるのも悪くないね(笑)」
出来上がったパスタやサラダを味見しながら、ビールを飲んで
私たちはリビングに行くことすら億劫で、キッチンで並びながら料理を食べた
「ヌナ……僕からの返事って気になる？正直に答えて？」
缶ビールを持ちながら、首を傾げて私を見る
「気になるけど……」
「気になるけど……？」
「でもね、聞くのが怖い…………」
カタン。
缶ビールをキッチンに置いて、「おいで」って私を手招きする
リョウクくんの胸に抱き寄せられ
「僕の鼓動が聞こえる？スゴくない？速すぎ〜(笑)」
クスクス笑うリョウクくんを見上げると、目がバチっと合って
「僕の負け。ヌナのこと、完全に女として意識してるし、もっと知りたい。
自分の言葉に後悔したけど、許してくれる？」
コクンと頷く私に
「どんな告白がいい？」
って焦らすから
「ストレートに伝えてほしい………」
わかった。
そう言ってから
「A、大好きだよ。僕の彼女になって下さい」
ストレートすぎる言葉。だけど、イチバン聞きたかった言葉。
今度は、私から背伸びして唇を重ねた
熱くて熱い唇
アルコールの味が染み渡る口の中に舌を絡めると頭を引き寄せられ、リョウクくんの舌がもっと奥まで絡みついてくる
ガチャン
シンクに押し付けられた衝撃で皿がぶつかる
キスだけ。キスまで。
もうタガが外れた私たちは、オアズケされていた反動か、酔っているからか、相手が欲しくて仕方がなかった
リョウクくんのキレイな指が、だんだん下に降りて、滑るように服の上から鎖骨や肩を撫で始め、ゆっくり胸の膨らみを包み込む
緩やかなタッチが余計に私を煽る……
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向日葵(プロフ) - manmaruuさん» コメントありがとうございます(*^_^*)完結した作品を読んでコメントをもらえるとすごく嬉しいです♪リョウクの魅力が伝わりましたか？またよければ他の作品も読んで下さいね( *´艸｀) (2019年11月3日 5時) (
レス) id: fc49dfefaf (このIDを非表示/違反報告)
manmaruu(プロフ) - こんにちは！こちらのリョウクくんにも蕩けさせられました(//∇//)とっても面白かったです(^^)！ありがとうございました！！ (2019年11月2日 10時) (レス) id: 786210485f (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさん、大満足だなんて…嬉しい！いつか、まゆまゆさんがもっとお腹いっぱいになるようなりょくちゃんを書きたいなー(笑)いつもコメントありがとうございます！ (2016年2月13日 21時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - 最後は大好物のナムジャリョウクで大満足です。ありがとうございました。 (2016年2月13日 10時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - みうさん» ドキドキしてもらえて嬉しいです！一番幸せな言葉です。次の話も着々と進んでいます。よかったら、またお付き合い下さいね！ (2015年12月3日 21時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2015年10月4日 11時
